解説:テクノロジ系

ITパスポート テクノロジ系

テクノロジ系は ITパスポートの出題全体の 45%(45 問) を占める最重要分野です。IT 技術の基礎知識が幅広く問われ、計算問題(2 進数変換・稼働率・IP アドレス計算など)も含まれます。本ページでは、テクノロジ系の 3 領域と頻出テーマ、学習のポイントを整理します。

テクノロジ系とは

IT を「作る側」の基礎知識を扱う分野です。出題数 45 問と最大ボリュームで、計算問題も含まれるため合否の鍵を握ります。手を動かす演習量が結果に直結する分野です。

配点比率

100 問中 45 問・出題比率 45%。3 分野の中で最大ボリュームで、合格点(総合 600 点)への貢献度も最大です。

分野別合格ライン

300 点以上(1000 点満点中)の足切りラインがあります。出題数が多い分、苦手分野を放置すると総合点も下がりやすい構造です。

学習タイプ

基礎理論(2 進数・論理演算・アルゴリズム)+技術用語の暗記+計算問題(稼働率・IP アドレス・サブネットマスク)。

テクノロジ系の3領域

テクノロジ系は次の 3 領域に整理されます。学習順は「基礎理論」→「コンピュータシステム」→「技術要素」の順がおすすめです。

基礎理論

2 進数・16 進数の変換、論理演算(AND/OR/NOT/XOR)、アルゴリズム(ソート・探索)、データ構造(配列・スタック・キュー・木)。

コンピュータシステム

CPU・メモリ・補助記憶装置(HDD/SSD/RAID)・OS・システム構成(デュアル/デュプレックス/クラスタリング)。

技術要素

データベース・ネットワーク・セキュリティ・ヒューマンインタフェース・マルチメディアの 5 領域。出題数が多く、合否の鍵を握ります。

技術要素の主要テーマ

テクノロジ系のなかでもとくに出題数が多い「技術要素」を 4 つのカードに整理しました。それぞれ毎回必ず出題される頻出テーマです。

データベース

関係データベース(テーブル・主キー/外部キー)、SQL の基礎(SELECT・WHERE・JOIN)、正規化(第 1〜第 3 正規形)。

ネットワーク

OSI/TCP-IP モデル、IP アドレス・サブネットマスク、主要プロトコル(HTTP/HTTPS・FTP・SMTP・DNS)、無線 LAN セキュリティ。

セキュリティ

脅威(マルウェア・フィッシング・DoS・SQL インジェクション・XSS)、暗号化(共通鍵/公開鍵・PKI・デジタル署名)、認証、対策技術。

UI・マルチメディア

UI/UX とアクセシビリティの基礎、画像形式(JPEG・PNG・GIF)、音声・動画の符号化の基礎知識。比較的やさしい得点源です。

よく出る計算問題

テクノロジ系では公式の丸暗記より、実際に解く演習量が結果に直結します。下記 3 テーマは毎回出題される定番です。

2進数・16進数の変換

10 進数 ⇔ 2 進数 ⇔ 16 進数の相互変換、2 の補数表現。手順を覚えれば確実に得点できる典型問題です。

稼働率の計算

直列・並列システムの稼働率を計算。MTBF/MTTR と組み合わせた問題も頻出。公式を実例で当てはめる練習が重要です。

IPアドレス・サブネット

IPv4 のクラス、サブネットマスク、CIDR 表記。2 進数の知識と組み合わせて出題されます。

学習のポイント

テクノロジ系で安定して 300 点以上を確保するための 3 つのコツです。

計算問題は毎日少しずつ手を動かす:2 進数・稼働率・IP アドレスは公式の丸暗記より、毎日数問の演習で自然と身につきます。模擬テスト前までに反復しましょう。
セキュリティは脅威と対策をセットで覚える:「マルウェア → アンチウイルス」「SQL インジェクション → 入力値検証」のように、攻撃と対策をペアで押さえると識別問題に強くなります。
用語問題は分野ごとにまとめて暗記:データベース・ネットワーク・セキュリティの用語は分野別にまとめて覚えると、関連性が見えて記憶が定着しやすくなります。

次のステップへ

3 分野の概要を押さえたら、練習問題で実力を確認し、模擬テストで本番形式に慣れましょう。

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