解説:ストラテジ系

ITパスポート ストラテジ系

ストラテジ系は ITパスポートの出題全体の 35%(35 問) を占める最大分野です。企業経営・法務・戦略に関する知識が問われます。本ページでは、ストラテジ系の3領域と頻出テーマ、学習のポイントを整理します。

ストラテジ系とは

企業活動や経営戦略を「ビジネス側」から扱う分野です。暗記中心で点が伸ばしやすく、得点源にしやすい構成。用語の意味と使われる場面をセットで覚えることが合格への近道です。

配点比率

100 問中 35 問・出題比率 35%。3 分野のなかで 2 番目に多く出題されます。学習開始の取っ掛かりとして取り組みやすい分野です。

分野別合格ライン

300 点以上(1000 点満点中)の足切りラインがあります。総合 600 点を満たしていても、この分野が 300 点未満だと不合格です。

学習タイプ

用語暗記が中心で、計算問題はほぼ含まれません。法務・経営戦略・システム戦略の 3 領域をバランスよく学ぶのが基本です。

ストラテジ系の3領域

ストラテジ系は次の 3 領域に整理されます。学習の取り組みやすさは「企業と法務」→「経営戦略」→「システム戦略」の順がおすすめです。

企業と法務

企業活動の基本(経営組織・OR/IE 手法・会計)と、IT 関連法規(著作権・個人情報保護法・不正アクセス禁止法など)を扱います。

経営戦略

SWOT 分析・PPM・4P などの戦略フレームワーク、マーケティング、ビジネス手法(BPR・アウトソーシング・SaaS/PaaS/IaaS)。

システム戦略

情報システム戦略(EA・SoE/SoR)、業務プロセス(BPM・ERP)、AI/IoT/クラウドのソリューション活用、システム企画(要件定義・RFP)。

よく出るテーマ

頻出度の高い 6 テーマです。用語の意味だけでなく「どんな場面で使うか」をセットで押さえるのがコツです。

知的財産権

著作権・特許権・商標権・不正競争防止法。それぞれの保護対象と権利期間をセットで覚えると識別問題で間違えにくくなります。

セキュリティ関連法規

個人情報保護法・不正アクセス禁止法・サイバーセキュリティ基本法。違反例の選択肢で問われやすいテーマです。

会計・財務指標

貸借対照表(BS)・損益計算書(PL)、ROE・ROA などの財務指標。指標の意味と計算式の流れを押さえます。

SWOT・PPM

SWOT 分析(強み・弱み・機会・脅威)、PPM(市場成長率と相対シェアの 4 象限)。図と用語をセットで覚えます。

マーケティング(4P)

製品(Product)・価格(Price)・流通(Place)・プロモーション(Promotion)。CRM・ターゲティングと合わせて出題されます。

SaaS/PaaS/IaaS

クラウドサービスの分類。提供範囲(アプリ/プラットフォーム/インフラ)の違いと典型例をセットで覚えます。

学習のポイント

ストラテジ系で安定して 300 点以上を確保するための 3 つのコツです。

用語は「意味+使われる場面」でセット記憶:単語帳のように名前だけ覚えるのではなく、どんな場面で使う用語かをセットで覚えると応用問題に強くなります。
法務系は確実に得点する:知的財産権・個人情報保護法など、法律系は問われ方が定型的です。過去問で出題パターンを掴めば安定した得点源にできます。
SWOT・PDCA は他資格でも頻出:ストラテジ系のフレームワークは IT 系・ビジネス系の他資格でも繰り返し出てきます。一度しっかり覚えると応用が効きます。

次のステップへ

ストラテジ系の概要を押さえたら、マネジメント系の学習に進みましょう。並行して練習問題で理解度を確認するのもおすすめです。

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