科目A:マネジメント系
基本情報技術者試験 科目 A マネジメント系
マネジメント系は科目 A の出題の 約 15〜20% を占める分野です。IT システムの開発・運用に関わるマネジメント手法やフレームワーク(PMBOK・ITIL)が問われます。本ページでは、マネジメント系の主要 4 領域と頻出テーマ、学習のポイントを整理します。
マネジメント系とは
IT システムを「どう作り、どう運用するか」を扱う分野です。プロジェクト管理・サービス管理・システム監査などのフレームワーク用語が中心で、簡単な計算問題(EVM・クリティカルパス)も出題されます。
配点比率
科目 A の約 15〜20%。60 問中 9〜12 問程度が出題されます。問題数は少なめですが、1 問の重みが大きいため得点ロスを避けたい分野です。
合格基準
科目 A 全体で 1,000 点満点中 600 点以上が合格基準。マネジメント系を捨てて他で稼ぐのは難しいため、用語を一通り押さえます。
学習タイプ
フレームワーク用語(PMBOK・ITIL・WBS)の暗記+計算問題(クリティカルパス・EVM・MTBF/MTTR)の組合せ。
マネジメント系の4領域
マネジメント系は次の 4 領域から出題されます。「プロジェクトマネジメント」と「サービスマネジメント」が中心です。
プロジェクトマネジメント
PMBOK の知識エリア、WBS、スケジュール管理(ガントチャート・PERT・クリティカルパス)、コスト管理(EVM・CPI・SPI)、リスク管理。
サービスマネジメント
ITIL ベース。サービスデスク、インシデント管理、問題管理、変更管理、SLA(サービスレベル合意書)と可用性管理。
システム開発手法
ウォーターフォール、アジャイル(スクラム・スプリント)、スパイラル、DevOps(CI/CD)。各手法の特徴と適用場面を理解します。
システム監査
監査の目的(リスクマネジメント・内部統制)、監査手順(計画 → 実施 → 報告 → フォローアップ)、内部統制(SOX 法・J-SOX・IT 統制)。
よく出るテーマ
マネジメント系で繰り返し出題されている 6 テーマです。計算問題は手を動かして練習することが大切です。
WBS(作業分解構造)
プロジェクトのスコープを階層的に分解する手法。WBS の作成手順・成果物との対応・マネジメント上の役割を押さえます。
クリティカルパス(PERT 図)
PERT 図の最長経路を求める計算問題が頻出。実際に図を描いて経路を計算する練習が必須です。
EVM(アーンドバリュー)
PV・EV・AC の関係、CPI(コスト効率)・SPI(スケジュール効率)の計算と解釈。プロジェクトの進捗評価で使われる定番手法です。
リスク対応戦略
回避・低減(軽減)・移転(保険など)・受容の 4 つのリスク対応を、シナリオ問題で識別する出題が多くなっています。
インシデント管理/問題管理
インシデント管理(早期復旧)と問題管理(根本原因の特定)の違いを理解する識別問題が頻出です。
アジャイル開発(スクラム)
スクラムのスプリント・バックログ・デイリースクラム・レトロスペクティブの役割を押さえます。近年の出題増加傾向あり。
学習のポイント
マネジメント系で安定して得点するための 3 つのコツです。
次のステップへ
マネジメント系の概要を押さえたら、他の分野や練習問題に進みましょう。計算問題は練習問題で繰り返し演習することが効果的です。
