科目A:ストラテジ系

基本情報技術者試験 科目 A ストラテジ系

ストラテジ系は科目 A の出題の 約 20〜30% を占める分野です。経営戦略・情報システム戦略・企業活動・法律など、ビジネス面から IT を捉える知識が問われます。記憶問題が多めで得点源にしやすい分野です。

ストラテジ系とは

企業経営や IT 戦略を「ビジネス側」から扱う分野です。記憶問題が中心で得点源にしやすく、用語の意味と使われる場面をセットで覚えることが合格への近道です。

配点比率

科目 A の約 20〜30%。60 問中 12〜18 問程度が出題されます。テクノロジ系に次ぐボリュームで、得点源にしやすい分野です。

合格基準

科目 A 全体で 1,000 点満点中 600 点以上が合格基準。記憶問題中心のため、過去問演習で確実に積み上げたい得点源です。

学習タイプ

用語暗記が中心で、計算問題はほぼ含まれません。経営戦略・情報戦略・企業活動・法務の 4 領域をバランスよく学びます。

ストラテジ系の4領域

ストラテジ系は次の 4 領域から出題されます。経営戦略のフレームワークと法務系を中心に押さえると効率的です。

経営戦略

SWOT 分析・PPM・BSC(バランストスコアカード)・SCM(サプライチェーンマネジメント)・CRM(顧客関係管理)。代表的なフレームワーク群を理解します。

情報システム戦略

IT 戦略・情報化計画、BPR(ビジネスプロセス改革)、EA(エンタープライズアーキテクチャ 4 層)、ERP(統合基幹業務システム)。

企業活動・経営管理

財務・会計(損益計算書・貸借対照表)、マーケティング(4P)、OR(線形計画法・待ち行列)、品質管理(QC 7 つ道具・PDCA・ISO 9001)。

法務

著作権法・特許法・不正競争防止法・個人情報保護法・不正アクセス禁止法・労働関係法。頻出で得点源にしやすい領域です。

よく出るテーマ

ストラテジ系で繰り返し出題されている 6 テーマです。用語の意味と使われる場面をセットで押さえるのがコツです。

SWOT 分析・PPM

SWOT 分析(強み・弱み・機会・脅威)、PPM の 4 象限(花形・金のなる木・問題児・負け犬)。図と用語をセットで覚えます。

BSC(バランストスコアカード)

財務・顧客・業務プロセス・学習と成長の 4 視点。各視点の指標例(KPI)と相互関係を理解する問題が頻出です。

ERP・SCM・CRM

統合基幹業務システム(ERP)、サプライチェーンマネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)の役割と適用領域。

著作権法・特許法

プログラムの著作物としての扱い、保護期間、ソフトウェア特許、出願要件。識別問題で頻出の得点源です。

個人情報保護法

取扱ルール、本人への開示請求、第三者提供の制限。違反例の選択肢で問われる定番テーマです。

マーケティング(4P)

製品(Product)・価格(Price)・流通(Place)・プロモーション(Promotion)。CRM・ターゲティングと合わせて出題されます。

学習のポイント

ストラテジ系で安定して得点するための 3 つのコツです。

用語は「意味+使われる場面」でセット記憶:単語帳的に名前だけ覚えるのではなく、どんな場面で使う用語かをセットで覚えると、応用問題でも迷わなくなります。
法務系は確実に得点する:著作権法・個人情報保護法など、法律系は問われ方が定型的です。過去問で出題パターンを掴めば安定した得点源にできます。
フレームワークは図と一緒に覚える:SWOT・PPM・BSC は図ベースで問われることが多いため、図を描いて整理すると識別が早くなります。

次のステップへ

ストラテジ系の概要を押さえたら、科目 B(アルゴリズム・情報セキュリティ)の学習に進みましょう。

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