科目A:テクノロジ系
基本情報技術者試験 科目 A テクノロジ系
テクノロジ系は科目 A の出題の 約 50〜60% を占める最重要分野です。コンピュータ・ネットワーク・データベース・セキュリティなど、IT の基礎的な技術知識が幅広く問われます。本ページでは、テクノロジ系の主要 6 領域と頻出テーマ、学習のポイントを整理します。
テクノロジ系とは
科目 A の最大ボリューム分野。IT 技術の基礎全般を扱い、合否の鍵を握ります。用語暗記と簡単な計算問題の両方が出題されます。
配点比率
科目 A の約 50〜60%。60 問中 30〜36 問程度が出題されます。3 分野の中で最大ボリュームで、合格点(600 点)への貢献度も最大です。
合格基準
科目 A 全体で 1,000 点満点中 600 点以上が合格基準。テクノロジ系の比重が大きいため、苦手分野を残さないことが重要です。
学習タイプ
基礎理論(2 進数・論理演算)の計算問題+技術用語の暗記+簡単な計算(稼働率・IP アドレス・処理時間)の組合せ。
テクノロジ系の6領域
テクノロジ系は次の 6 領域に整理されます。学習順は「基礎理論」→「コンピュータシステム」→「ネットワーク/DB/セキュリティ」→「開発技術」が定番です。
基礎理論
2 進数・16 進数の変換(補数表現)、論理演算(AND/OR/NOT/XOR)、情報量(ビット・バイト・エンコード)、誤り検出(パリティ・ハミング符号・CRC)。
コンピュータシステム
CPU(クロック・パイプライン・キャッシュ・MIPS)、メモリ(仮想記憶・ページング)、OS(プロセス・メモリ・ファイル管理)、システム構成(RAID・MTBF/MTTR)。
ネットワーク
OSI 参照モデルの 7 層、TCP/IP(IP アドレス・サブネット・ルーティング・NAT)、LAN/WAN・Wi-Fi・VPN、主要プロトコル(HTTP/SMTP/DNS/FTP/DHCP)。
データベース
関係 DB(テーブル・主キー・外部キー・正規化 1NF〜3NF)、SQL(SELECT・JOIN・集計)、トランザクション(ACID・排他制御・デッドロック)、B 木インデックス。
セキュリティ(科目 A 範囲)
CIA(機密性・完全性・可用性)、脅威(マルウェア・SQL インジェクション・XSS)、暗号化(共通鍵・公開鍵・PKI・SSL/TLS)、認証技術(多要素・生体認証)。
ソフトウェア開発技術
開発プロセス(要件定義 → 設計 → 実装 → テスト → 保守)、設計技法(DFD・ER 図)、テスト技法(ブラックボックス・ホワイトボックス)、品質管理。
よく出るテーマ
テクノロジ系で繰り返し出題されている 6 テーマです。計算問題は手を動かして練習することが大切です。
キャッシュメモリ・処理時間
キャッシュヒット率と平均アクセス時間の計算、MIPS・処理時間の見積もり。手順を覚えれば確実に得点できる定番問題です。
稼働率・RAID
直列・並列システムの稼働率、MTBF/MTTR との関係、RAID の各レベル(0/1/5)の特徴と容量計算。
IP アドレス・サブネット
IPv4 のクラス分類、サブネットマスク、CIDR 表記、利用可能ホスト数の計算。2 進数知識との組合せ問題が頻出です。
SQL(SELECT・JOIN)
SELECT・WHERE・JOIN(INNER/OUTER)・GROUP BY・HAVING の意味と結果。テーブル定義から該当行を抽出する問題が定番です。
暗号化・認証技術
共通鍵(AES)と公開鍵(RSA)の違い、デジタル署名、PKI・認証局の役割。CIA との関連で問われます。
テスト技法
ブラックボックステスト(同値分割・限界値分析)とホワイトボックステスト(命令網羅・分岐網羅)の違い・使い分けが頻出です。
学習のポイント
テクノロジ系で得点を安定させるための 3 つのコツです。
次のステップへ
テクノロジ系の概要を押さえたら、他の分野や練習問題に進みましょう。科目 A と科目 B のバランス学習が合格の鍵です。
