解説:マネジメント系

ITパスポート マネジメント系

マネジメント系は ITパスポートの出題全体の 20%(20 問) を占める分野です。プロジェクト管理・サービス管理・システム開発に関する知識が問われ、ガントチャートやアローダイアグラム等の計算問題も含まれます。

マネジメント系とは

システムを「どう作り、どう運用するか」を扱う分野です。プロジェクト管理・サービス管理・システム監査などのフレームワーク知識と、簡単な計算問題が出題されます。

配点比率

100 問中 20 問・出題比率 20%。出題数は最小ですが、1 問あたりの重みが大きいため得点ロスを避けたい分野です。

分野別合格ライン

300 点以上(1000 点満点中)の足切りラインがあります。問題数が少ない分、苦手を放置すると一気に足切りに引っ掛かります。

学習タイプ

フレームワーク用語(PMBOK・ITIL・PDCA)の暗記+計算問題(ガントチャート・アローダイアグラム・稼働率)の組合せ。

マネジメント系の4領域

マネジメント系は次の 4 領域から出題されます。「開発技術」と「プロジェクトマネジメント」は計算問題が含まれるため、特に重要です。

開発技術

システム開発の流れ(要件定義 → 設計 → 実装 → テスト → 運用)と、開発モデル(ウォーターフォール/スパイラル/アジャイル)。

プロジェクトマネジメント

PMBOK の知識エリア、工程管理(ガントチャート・PERT/CPM)、コスト管理(EVM)、リスク管理。計算問題が頻出です。

サービスマネジメント

ITIL(インシデント/問題/変更管理)、SLA、可用性管理(稼働率・MTBF/MTTR)、BCP/DR(事業継続・災害復旧)。

システム監査

監査の種類(財務・業務・IT 監査)、内部統制(J-SOX・リスクコントロールマトリクス)。出題は少なめですが用語問題で確実に得点したい領域。

よく出るテーマ

マネジメント系で繰り返し出題されている 6 テーマです。計算問題は手を動かして練習することが大切です。

開発モデル

ウォーターフォール・スパイラル・アジャイル(スクラム)。各モデルの特徴・向くプロジェクトを比較で押さえます。

テスト手法

単体テスト・結合テスト・システムテスト・受入テスト。テストの目的とフェーズの順序を整理して覚えます。

アローダイアグラム

PERT/CPM の最長経路(クリティカルパス)を求める計算問題が頻出。実際に図を描いて経路を計算する練習が必須です。

稼働率・MTBF/MTTR

直列・並列システムの稼働率計算が定番。MTBF(平均故障間隔)と MTTR(平均復旧時間)の意味も合わせて覚えます。

ITIL の管理プロセス

インシデント管理・問題管理・変更管理の違い。それぞれの目的(早期復旧/根本原因/変更リスク対応)を識別します。

SLA とサービスレベル

SLA(Service Level Agreement)の役割と典型項目(応答時間・可用性)。SLM との違いも問われやすいポイントです。

学習のポイント

マネジメント系で安定して 300 点以上を取るための 3 つのコツです。

計算問題は手を動かして練習する:ガントチャート・アローダイアグラム・稼働率は、毎日数問を実際に書いて解くことで自然と身につきます。公式の丸暗記より、図を書く練習が重要です。
フレームワーク用語は「目的」で覚える:PMBOK・ITIL の用語は単語暗記より「どんな目的のための仕組みか」を意識すると、選択肢の識別問題で迷わなくなります。
システム開発の流れは順序で覚える:「要件定義 → 設計 → 実装 → テスト → 運用」の順序が問われる問題が頻出。フェーズと成果物をセットで押さえます。

次のステップへ

マネジメント系の概要を押さえたら、テクノロジ系の学習に進みましょう。計算問題は練習問題で繰り返し演習することが効果的です。

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